今回は、メンバーの声初「パートナーにお話を聞いてみた」シリーズ第1弾になります!リクリエでは、アルバイトの子たちのことを「パートナー」と呼んでいます。
同じ想いで作りたい世界観を共にする仲間の意味を込めています。
そんなパートナーの一人、石川 颯斗さんにお話を聞きました。
モットーは子供っぽく楽しむこと!フレグランス販売員を通じて学んだ話術
インタビュワー(以降:イ):入社前に面接をさせていただいたときから、現在22歳とは思えない受け答えの落ち着きが印象的でした。実際落ち着いた性格でいらっしゃるのですか?
石川(以降:石):とんでもないです。自他ともに認める「子供っぽさ」がウリです!(笑) 好奇心旺盛で、様々なことに対して子供っぽく楽しむことが、自分のモットーです。ディズニーランドとかも、全力で楽しみます!
イ:そうなんですね!子供のころから明るい子だったのですか?
石:はい。4人兄弟で、両親はやりたいことを尊重してくれるタイプで、何するにも肯定的で応援してくれました。自分にいい方向で関わってくれる方々をしっかり大切にしなさい、というのが親の教えですね。
イ:幼いころの夢はなんだったのか教えてください。
石:水族館の飼育員になりたかったんです!動物が好きで、トレーナーでショーをやりたいと思っていて。今でも、将来は田舎でペンギンを飼いたいという夢があります。
イ:ペンギン!では北の方の田舎になりますかね。(笑) では学校はそういったところを目標に据えて選んでいたのでしょうか。
石:そのころの夢は少しあいまいで、大学は合格したのですが、ちょうどコロナが始まった時期でした。楽しむことがモットーな僕にとって、コロナで大学にあまり行けずリモートで友達と会えないのであれば、大学に行く意味が半減すると思いました。そんな気持ちで大学に行くのはもったいないと思い、辞退しました。
イ:なんとなく大学に行く子が多い中、思い切った選択でしたね。その後の就職先はフレグランス関連企業でしたが、なぜこちらにたどり着いたのでしょうか。
石:においは人の印象を変えるものだと常々思っていて、一度携わってみたかったので、フレグランスの販売員になりました。いろいろなフレグランスを試しながら、なぜそれが作られたのかという背景から、その匂いがどういった印象を与えるのかを勉強して、それぞれのブランドの価値観も学んだうえで接客に臨んでいました。
イ:第一印象を変えるいくつかの要素の1つに、確実に嗅覚というのはありますよね。人だけでなく、場所なども思い出としてパッと蘇るようなことがあって、とても興味深いです。接客において、気を付けて行うようになったことはありますか?
石:香りを言葉で伝えるのは難しさがあって、なるべくシンプルな言葉で、でもしっかり伝わるワード選びや例えを出すことを心がけるようになりました。例えば、「いちごの匂いです」ではなく、「ケーキの上にのっているタイプのイチゴです」と伝えることで、甘いイチゴの香りというよりも、甘酸っぱい少しすっきり感の入った甘さというのが伝わると思いますが、そんな感じです。
イ:すっごくわかりやすいですね。接客業なのでたくさんのお客様とお話しする機会があり、ロマンチックな知識をお持ちだと、とてもモテそうですね!
石:僕も半分それを狙っていましたが、まったくでした・・・でも2名の男性からは連絡先の書いてあるお手紙をいただきましたね(笑)
さらに興味があることを発見!社会人経験後に専門学校へ入学
イ:たくさんのお客様の中で、印象に残っている方はいらっしゃいますか?
石:はい。お客様の中に、インテリア会社に勤められている方がいて、何度かお話を聞くうちに興味を持つようになりました。それが今通っている専門学校の入学のきっかけとなりました。もともと好奇心旺盛なので、興味を持ったことに対して学ばずにはいられないんです。
イ:すごいですね!現在は3年制のインテリアを学べる専門学校に通われていますが、なぜそちらの専門学校への入学を決めたのですか?
石:海外インテリアも学べる学校で、2年制の学校よりも幅広く学ぶことができると思ったからです。自分が考えていることを形にする授業が多く、とても楽しいです。将来はインテリアコーディネートなどを職としていきたいと思っています。
イ:専門学校入学を機にフレグランス販売員を退職され、アルバイトを探されていた際にFAVホテルの夜勤アルバイトにご応募くださりましたね。なぜFAVを選んでくださったのですか?
石:ホテルの内装にも興味があって、将来的にホテルの内装を考えるような仕事もできたらなと思っていて。FAVは写真だけでもおしゃれなのが伝わって、なおかつ実際に行ってみるとさらに綺麗で洗練されていました。また、日中は専門学校で忙しいので素敵なホテルで夜勤ができるということで、自分にピッタリなお仕事だと思い応募しました。
翌日には反映される意見!ジャストアイディアでも口に出すことが大切。
イ:実際に入社されてみて、印象は変わりましたか?
石:ホテルといえば「畏まった・しっかり・きっちり」のイメージだったのですが、FAVはインバウンドが多く、とてもフランクでお客様との距離も近いというGAPはありました。
イ:いいGAPで良かったです。夜勤の間は、レイトチェックインの対応や、滞在中のお客様の質疑応答、貸出品の貸与、施設巡回や掃除、在庫管理や朝食準備といったところだと思いますが、イレギュラーなことが発生したことはありますか?
石:大きなイレギュラーは特にないですね。小さいことで言えば、外国人のお客様には日本の物の使用方法についての質問が結構多いです!Suicaの使い方や、カルタとかけん玉の遊び方などを尋ねられることもあり、英語は得意ではないのですが単語だったり一緒に遊んだりして説明をしています。そういった何気ないゲストとのコミュニケーションが多いです。
イ:英語が得意でなくても、お客様が理解できるように伝えようとすることが大切ですよね。リクリエのスタッフはどのような雰囲気でしょうか。
石:社員さんも含め皆フレンドリーです。普段天然な子が多いのですが、お仕事はそれぞれがきっちりこなしているので、引継ぎで困るようなことはほとんどないですね。ほかのFAV施設のスタッフや福岡のカスタマーセンターの方とSlack(コミュニケーションツール)で連絡を取り合うことも多々あるのですが、どなたも親切で優しく対応してくれます。あとは、「風通しのよさ」というのを一番感じます。
イ:風通しのよさは、どういったことで感じたのでしょうか。
石:具体例になってしまいますが、外国人の方でミネラルウォーターの購入を希望されることが多く、「ミネラルウォーターも販売してみたい」と支配人にお伝えしてみたところ、即決採用してくださり、すぐに設置までたどり着くことができました。販売数も上々で、とてもうれしかった経験です。ほかにも、「音楽関係の人を呼んでパーティーしたら面白そうですよね」といったジャストアイディアの小さな意見も耳を傾けてくださり、できそうであればできる方法を考えてくれますし、難しそうであれば「なぜできないのか」の答えをしっかりもらえるので、自分の思考も成長していけていると思います。
実際に働いてわかったFAVの魅力。夜勤ならではの特権も。
イ:現在はFAV TOKYO 両国をメインとして働かれていますが、どんな魅力がありますか?
石:ホテルの目の前が墨田川で、特に上層階は夜景がきれいです!もともと月を見ることが好きだったのですが、ここの屋上は東京の中でも特に月がきれいに見えるスポットだと思います。思わずエモいツイートしてしまうような、魅力的な場所にありますね。
イ:月に関するツイートは、他のスタッフも見ていているみたいですね!FAVでアルバイトをしてよかったなと思うことがあれば教えてください。
石:インテリアコーディネーターを目指すにあたって、ゲストやスタッフの意見を聞ける機会をいただけていることもありますし、英語も少しずつ分かるようになってきたので、それも一緒に学べていることがとてもラッキーです!
イ:今後の目標は何かありますか?
石:英語はもっと上達させてたいです。もっと長い目線で言うと、インテリアコーディネーターになってFAVにかかわれるようになったら良いなと思っています!
イ:素敵な目標ですね。そうなってくれることを願っています。
びっくりドンキーのハンバーグが大好きで、ポテサラバーグディッシュがおすすめとのこと。お話をしていると、本人のおっしゃる通り「子供らしさ」を感じました。その中にも芯をもって自分らしく人生を楽しんでいる方が、リクリエには多くいることに改めて気づかされました。