2020年にリクリエに入社し、まもなく3年が経とうとしている大久保さん。見た目とは裏腹に、深い愛情を持つ心優しい人物であることは、リクリエのだれもが知っています。
主にリクリエで運営管理を受託しているホテルの施設管理(設備点検、簡易整備など)を行っている彼をご紹介いたします!
※本人のお写真は希望により非公開です。気になった方は福岡または広島に会いに来てください。
ウィンタースポーツに本気で取り組んだ学生時代。幼少期からひとりで合宿にも参加する活発さ!
インタビュワー(以降:イ):出生地は京都で、福岡→東京→福岡→北海道→東京と・・・いろいろな地域で過ごされたんですね!
大久保(以降:大):そうですね、両親の都合もあり自分の希望もありです。幼稚園の時にスキー学校に入ったんですが、早速遠征などもあり小さいころから親と離れて一人で動いたりしてましたね。今考えると自分でもびっくりです。
イ:かなり活発ですよね。ずっとウィンタースポーツをされていたのですか?
大:小学校から中学校は野球とか陸上をしていました。大学でまたウィンタースポーツをしたくて、北海道の大学に入学しました。選手を目指していたわけではなく、ウィンタースポーツはもうやり切った感があって、東京の大学の商学部に編入しました。そこで簿記2級などは取得しています。
イ:ビルメンテに関係する部分は、ここでは特に出てこないのですね!
大:そうですね、大学の時は特に何になりたいとかはなかったので、商学部に入ったというのもあります。
新卒で入った会社が専門職に興味を持つきっかけに。熊本震災が教えてくれたこととは。
イ:新卒で入られた会社はどのようにして選んだのですか?
大:3社の内定が出たのですが、深くは考えずに最初に内定をもらった企業への入社を決めました。そこで、設備機器の法人営業をしていましたね。工場やホテル、オフィス、病院などに飛び込み営業です。いまとなってはブラックだなと思う部分もあるのですが、いろんな意味でいい上司に恵まれて、悪い遊びはだいたいその上司から教わりました。(笑)そのおかげで(?)、9年間はそこで勤務を続けましたね。
イ:いい上司に恵まれましたね。(笑)なぜ転職をしようと思ったのでしょうか?
大:工事の営業などをしている中で、ペストコントロールなどの専門業務を知り、そちらに興味を持ち始めたんです。なので、営業ではなく設備そのものに携わりたいと思って転職を決めました。ビルメンテナンス会社で、ホテルや学生寮の設備を点検したり、現場責任者をするようになりました。
イ:仕事をする中で興味を掘り下げていけるのは、とても素敵ですね。新しい職場でのエピソードがあれば教えてください。
大:当時、娘たちを福岡に残して、熊本のホテル現場に3か月間責任者として入っていました。ホテルは営業されながら行っていた工事で、やっとのことで完了し、「さあ明日が引き渡しだ。福岡に帰れる」という日の夜、熊本地震が起こりました。3か月かけて完成したものはもちろんすべて水の泡です。娘には悲しい思いをさせてしまいましたが、そこからまた3か月以上、現場に入ったままでしたね。
イ:大変でしたね・・・皆さんけがなどはなかったのでしょうか?
大:はい。スタッフとホテルに宿泊されていたお客様全員、無事でした。そこで、ビルメンテナンスの大切さ、すごさ、人の命を預かっているという責任を実感しました。そのホテルは、定期的にメンテナンスをしていましたし、建築の時点でもしっかりとした基準で建てられていたホテルだったからこそ、死傷者0名という結果になりました。この経験は、私の考え方、ビルメンテナンスへの思いが変わったきっかけであることは間違えありません。それだけのものを作ったゼネコンさんや設備会社さんへの敬意が大きくなりましたね。
代表に沼った?リクリエの魅力と仕事内容は
イ:元社員のつながりで、リクリエに入社いただいていると思いますが、リクリエのどんなところに魅力を感じていますか?
大:やっぱり中西代表じゃないですかね。あんまりいうと気持ち悪いので言いたくはないですが(笑)、代表であるの中西さんが、社員のだれよりも働います。そして楽しんでる。それをみて人として尊敬するなと思っていて、この人と仕事したいと感じさせられましたね。
イ:大久保さんと通ずるものがあるのでしょうか?
大:いえ、私は基本的にくず人間なので(笑)、いかに楽して、生きていける程度のお金がもらえるかがテーマですから。
イ:そうなんですね(笑)。リクリエではどんなことを中心としてお仕事をされていますか?
大:設備関連を見ること、ゼネコンさんなどとのやり取りなどはもちろんですが、ゲストの朝食を作ったりもしてますよ。現場のオペレーションに入ることで、今まで気づかなかったこともあって、目線を変えて設備を見ることができるので、それもいい経験だと思って充実しています。
イ:職人の手で作る朝食もおいしそうですね。今後リクリエでこうなりたいという目標はありますか?
大:もっと設備にはフォーカスしたいですね。先にお話しした震災の件もあって、自分の(自分の会社の)受け持つホテルが、本当に安全であるか、そうでない場合はどう改善したらいいのか、本気で向き合うホテルになってほしいと思うので、これからもその大切さはパートナー企業様たちにも伝えていきたいです。
高校生の娘との関わり方の答え。今後迎えるリクリエのメンバーを育てる思い。
イ:私も子供がいるので、大久保さんとは子育てのお話もよくさせていただきます。仕事の話しとは逸れますが、娘さんの育て方について、難しさはありますか?
大:娘が生まれてから優しくなったと思います。過去にはドン引かれるるほどのくずエピソードがあるので(笑)、本気で娘をどう育てようかと考えていました。まずは子供の無限の可能性を考えないといけないと思って、興味のある習い事を色々とさせて、本人に合うものを一緒に見つけたいと思うようになり、そのようにしてきました。その中で、子供が自分で取捨選択ができるような環境にするために、「あえて親らしくしない」ことが自分の中の答えでした。親としての意見ではなく、一番身近な、相談しあえる関係であることを心がけています。
イ:素敵ですね。しっかりクリスマスプレゼントの欲しいものの連絡も届いていましたね(笑)。お友達のような関係性がよくわかります。
大:今では財布にしか思われていない気もしますが・・・(笑)
イ:上に立たないスタイルというのは、リクリエで一緒に働いていても感じます。目線をそろえてくれるというか。今後リクリエのメンバーがどんどん増えていくと思いますが、どういった思いがありますか?
大:私は本当に2番手・3番手のプレイヤーでありたいと思っていて、ビルメンテナンスへかける気持ちとかを、近くで後輩に伝えていきたいと思っています。上に行きたいというよりは、同じ思いのメンバーが増えてくれると良いなという思いです。
イ:どんな人がリクリエに入ってほしいですか?
大:こういった仕事をしていると、どうしても懸念から入ってしまうんです。でも、リクリエの大多数のメンバー、特に代表は、”ジャストアイディア”を発信して走り始めるという体制です。そんな中で、発信するだけではなくて、言ったことに対して責任を持てることが大切です。勢いでのイエスマンではなく、本当にいいと思ったことに対して動物的に全力で取り組む。そして何かあった時には、「自分が責任者であり自分以上の責任者は連れてこれません」と言ってしまえるような、エネルギーのある方が向いていると思いますし、そんな人と働きたいです。
現在は広島のFAV HOTELに常駐していますが、今後は九州に戻ってくる予定です。好きな食べ物は「肉」とのことですので、大久保さんとお話ししたい方は一緒に焼き肉を食べながらお話しをしてみてはいかがでしょうか♪