積水ハウス設計・施工のホテルブランド「GRAND BASE」シリーズの自社予約サイトをリリース
リクリエは西日本エリアの12都市に51棟のホテル「GRAND BASE」シリーズを2018年から展開していますが、チェーンホテルとして十分な数となったこのタイミングで、「GRAND BASE」シリーズの公式サイトをリリース致しました。
中身に搭載する予約エンジンは、株式会社CHILLNNが提供する予約システム「CHILLNN」の実装を予定し、全ホテルの予約エンジンが「CHILLNN」に完全移行するのは2020年12月を予定しています。(現在は一部施設で、リクルートライフスタイル社が提供する「じゃらんホームページダイレクト」を使用)
ホテル「GRAND BASE」は、積水ハウスのオリジナル技術による強い耐震・耐火性の安心のハード面に加え、ソフト面では、リクリエが提供するセルフチェックインシステム「Tabiq(タビック)(※1)」によって、フロントでの無人チェックイン(※2)と、物理的な鍵を不要とする客室スマートキー(暗証番号)の安全な受け渡しにより、Withコロナ時代に適した非接触型の省人ホテル運営を実現しております。
観光業界では今も尚、新型コロナウイルスの影響による打撃が尾を引いています。Gotoキャンペーンや各自治体の取り組みにより、少しずつ需要は回復しているとはいえ、インバウンドの戻りが遅いこともあり、多くのホテルでは本来の水準には届かず、観光業者は苦悩している昨今です。リクリエではコロナショック初期の段階から、キャンペーンなどに頼った価格主体の消費者行動ではなく、「GRAND BASE」というブランド価値で宿泊客に選ばれるための施策に目を向け、対策を行ってまいりました。
今回リリースした「GRAND BASE公式サイト」も、その施策の一環で、サイトに入ってすぐに表記されている“「ただいま」と言いたくなる場所”のコンセプトをはじめ、宿泊客の利用イメージがつきやすいブランディングを施し、“「GRAND BASE」のファンづくり”を目的としています。
また、予約エンジン「CHILLNN」を搭載すれば、公式サイト限定の魅力的なプランや、グランドベースシリーズを周回してくださるファンの方へのお得なキャンペーンなど、他のOTAサイトでは伝えきれない魅力を、公式サイトならではの方法で発信予定です。Withコロナ時代の新たな宿泊スタイルとして、「GRAND BASE」が少しでも多くの宿泊客のニーズを満たせるように、この公式サイトで様々な新しい挑戦をしていきますので、今後ともぜひチェックしてください。
※1 「Tabiq」iPadに搭載可能なセルフチェックイン、宿泊者名簿の電子記帳・保管システム
・4か国語対応(日本語/英語/中国語/韓国語)
・カメラ機能によるパスポート情報の確認・取得、署名の取得や、対面チェックインの代行を目的としたビデオ通話も可能
・自治体の条例に合わせたカスタマイズも可能
・PMSとのシステム連携により、スマートロックの暗証番号を予約ごとにチェックイン時に自動発行
・2020年5月に宿泊者名簿の記入の簡略化(宿泊者情報を事前に表示)、顔認証による入室・チェックイン機能を搭載予定
※2 ホテルエリアの条例に準じ定めのあるエリアは有人