すべては小さな疑問から。
代表中西の祖父は大分県中津市耶馬渓と言う人口5,000人の小さな田舎町で農業を営んでいます。
幼少期の頃は毎年田植え時期に集まる親戚・兄弟によって町全体が賑わう風景がそこにはありました。
しかし、近年過疎化により空き家も増え、当時の賑わいは無くなってしまいました。
一番近いご近所さんでも車で5分以上。有事の際は、まず誰も気付かない状態です。
事実、2010年から2030年の約20年間に日本の人口は893万人ほど減少すると言われています。
これは地方の8~9万人の中堅都市が100都市近く消える計算です。
47都道府県ですから、乱暴に言えば1つの県から大きな街が2つほどこつぜんと消えることになります。
また、失われた30年と言われている日本経済の成長率は横ばいもしくは縮小傾向に対しての危機感を感じ、次世代に残せる事業を作りたいと思うようになりました。
そんな中、2015年12月Airbnbという民泊ビジネスを知りインバウンドの観光客がよく利用しているというのを知り、個人で民泊運用を検証開始。
民泊運用を通じ以下2点の課題を強く感じました。
・増えていく空き家が十分に活用させていない
・人口減少から地域がどんどん衰退していく
この2つの課題を解決していくためには単なるスペース活用で終わらず、「またここに来たいな」と思ってもらえる価値を提供していく必要性を感じ法人化して民泊の運用代行事業を開始しようと決意しました。
そして2016年2月、日本にある資産を「Re-Create」し日本のポテンシャルを国内外に発信していこうという思いから株式会社リクリエという名前で法人を設立します。